バラ科らしいギザギザとした葉の上に、ほそ長い帽子をかぶったような花部を持ったアグリモニー。明るくて、やさしい雰囲気を持ったハーブです。
サクソン王国の時代から傷の手当に使われ、15世紀には銃創の治療薬「アルケブセード水」の主成分とされ、粘膜への治癒作用と収斂による止血作用が期待できると言われていました。
アグリモニーは消化器系に不調が見られる時にお世話になりたいハーブですが、中でも精神や神経系のバランスを壊していることに由来する時に向いています。
ストレスのかかった体の中を、ユーモアを持った優しい小人が、自分自身でも気がつかなかったようなバランスの不調和を修復してくれるようなイメージです。
また、フラワーエッセンスでは、「人々の中にいるときは陽気にふるまっているけれど、心労を内に隠して不安や心配をいえずに飲み込んでしまう人」のためのエッセンスと言われています。
「本当は困ったことがあるけれど、仲間や家族の前では悲しい顔は見せられない」なんていう、頑張り屋さんのあなたにどうぞ。