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Echinacea

Echinacea

エキナセア

古くから、アメリカの先住民族が蛇の咬み傷、熱病などの病気に用意ていたエキナセア。風邪やインフルエンザの薬として植民者たちにも薬用として使われるようになりました。また、19世紀に発展した折衷医学でも盛んに利用されるようになり、今に至ります。

薬用のみならず、観賞用にも様々な種類がありますが、薬用として使われるのは、Echinacea angstefolia、Echinacea purpurea、Echinacea pallidaの3種類のみ。免疫のバランスをとる効果に優れ、風邪やインフルエンザや、傷口の治療に使われます。

概要

【英明】Echinacea
【学名】Echinacea angstinfolia/Echinacea purpurea/Echinacea pallida
【和名】ムラサキバレンギク

【科名】キク科
【属名】エキナセア属
【原産地】アメリカ東部

効能

【成分】

・多糖体
・カフェ酸誘導体
・アルキルアミド
・精油
・ピロリジンアルカロイド など

【期待される効果】

・免疫調整
・免疫賦活(免疫機能を活性化させ,低下している防御力を増強させる)
・浄化
・リンパ系の浄化と活性
・創傷治癒
・抗菌
・抗ウィルス
・消炎
・催唾剤

【適応する症状】

・風邪
・インフルエンザ
・気管支炎
・膀胱炎
・泌尿器感染症
・扁桃腺炎
・慢性の感染症
・リンパの腫れ
・湿疹
・ニキビ
・腫瘍

【注意】

・キク科アレルギーのある場合は使用しない
・免疫抑制剤を服用している場合は禁忌となる場合がある
・体質的にアレルギーの出る場合も稀にある

使用

【使用部】

・地上部
・根

【味】

・わずかに感じる自然な甘み

【香り】

・干した草の香り(ドライ)
・青臭い香り(フレッシュ)

【主な使用方法】

・ハーブティー
・バスハーブ
・ティンクチャー
・蒸留
・クリーム
・煎じ薬
・洗浄剤
・うがい薬
・粉末の塗布 など

栽培

【タイプ】

・多年草

【耐寒性】

・耐寒性強

【収穫】

・開花時