古くはギリシャ時代から、偏頭痛や生理痛の痛み止めとして使われてきたフィーバーフュー。一見、カモミールのような見た目ですが、よく見ると、花の膨らみなどが少なく、香りは菊らしい香りがします。天然の痛み止めとして、偏頭痛持ちの方に。
名称
学名
- Tanacetum parthenium
英名
- Fiverfew
和名
- ナツシロキク
科名
- キク科
属名
- Tanacetum属
原産地
- 西アジア、地中海沿岸
効能
成分
- セスキテルペンラクトン(α-Methyleney-Lactone類)
- 精油(Camphorなど)
期待される効果
- 鎮痛
- 消炎
- 抗血栓
- 抗アレルギー
- 強壮
- 通経
- 駆虫
適応する症状
- 頭痛
- 偏頭痛
- 生理痛
- 月経不順(遅れがちの月経)
- 関節炎
- 花粉症
注意
- キク科アレルギーの方は使用しない
- 妊娠中の方は専門家の指示を受けてください
- 抗凝固剤との併用は注意
味・香り
味
- 苦い
香り
- 香りは少ない
使用
使用部位
- 地上部
主な使用方法
- ハーブティー(産後の子宮の浄化と強壮に、月経痛に)
- ティンクチャー(偏頭痛 30分ごとに5〜10滴づつ、リウマチ)
栽培
タイプ
- 多年草
耐寒性
- 耐寒性
適した土壌
- 日当たり、水はけ、風通しの良い場所
- 乾燥にも、湿気にも弱い
高さ
- 〜100cm
幅
- 〜50cm
増やし方
- 種
- 株分け
種まき時期
- 春
植え付け時期
- 春
収穫時期
- 開花直前〜開花時
保存方法
- 乾燥して冷暗所で保存