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Agrimony

Agrimony

アグリモニー

バラ科らしいギザギザとした葉の上に、ほそ長い帽子をかぶったような花部を持ったアグリモニー。明るくて、やさしい雰囲気を持ったハーブです。

サクソン王国の時代から傷の手当に使われ、15世紀には銃創の治療薬「アルケブセード水」の主成分とされ、粘膜への治癒作用と収斂による止血作用が期待できると言われていました。

アグリモニーは消化器系に不調が見られる時にお世話になりたいハーブですが、中でも精神や神経系のバランスを壊していることに由来する時に向いています。

ストレスのかかった体の中を、ユーモアを持った優しい小人が、自分自身でも気がつかなかったようなバランスの不調和を修復してくれるようなイメージです。

また、フラワーエッセンスでは、「人々の中にいるときは陽気にふるまっているけれど、心労を内に隠して不安や心配をいえずに飲み込んでしまう人」のためのエッセンスと言われています。

「本当は困ったことがあるけれど、仲間や家族の前では悲しい顔は見せられない」なんていう、頑張り屋さんのあなたにどうぞ。

概要

【英明】Agrimony
【学名】Agrimonia eupatoria
【和名】セイヨウキンミズヒキ

【科名】バラ科
【属名】キンミズキ属
【原産地】ヨーロッパ

効能

【成分】

・タンニン
・苦味成分
・フラボノイド
・シリカ
・精油
・ミネラル(Kなど)
・ビタミンB1 など

【期待される効果】

・利尿
・穏やかな収斂
・止血
・治癒
・胆汁分泌促進 など

【適応する症状】

・精神や神経に由来する消化器の不調、炎症、潰瘍
・下痢
・消化不良
・食欲不振
・肝炎
・黄疸
・膀胱炎
・膣炎
・気管支炎
・月経過多 など

【注意】

・便秘の際は多量使用しない

使用

【使用部】

・地上部

【味】

・少し苦味があります

【香り】

・ツンとした草の香りがします

【主な使用方法】

・ハーブティー
・ティンクチャー
・うがい薬
・洗浄

栽培

【タイプ】

・多年草

【耐寒性】

・耐寒性(強)

【収穫】

・開花時

【保存方法】

・乾燥させて冷暗所で保存

おまじない

【ジェンダー】

・男性

【支配惑星】

・木星

【支配元素】

・風

【パワー】

・守護、睡眠

【おまじない】

・ネガティブナエネルギーや気を払いのける

・邪悪なものから身を守る

・枕の下に置いて寝るとよく眠れる(退けるまで眠りから覚めないとも)